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イデーショップ自由が丘店

今年3月にオープンしたのに、なかなか行けてなかった『イデーショップ自由が丘店』。やっと行ってきました♪

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場所は東急線自由が丘駅から歩いて5分ほどの学園通り沿いにあります。ちょうど近くにはインテリアショップ『CIBONE』や『TIMELESS COMFORT』などが。

ガラス張りのおしゃれなビルの中、1F〜4Fまでの4フロアを占め、1Fにはパティスリーを、4Fにはカフェを併設しています。

インテリア店舗スペースでは、他のイデーショップ同様、オリジナルの家具・雑貨を中心に、国内外からセレクトしたインテリア小物、ファブリック、キッズ用品、書籍、グリーン(観葉植物)などを取り扱っています。

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今回、気になったのは、Re:Used(リユースド)製品。
おしゃれだけでなく、エコを意識したプロジェクトで、使い古しの紙袋をリユースした商品群で、売上の一部を森林保護のために寄付するそうです。

とくに、オープン記念として限定200個発売された、フランスの粉ブランド「ヴィロン(VIRON)」社の紙袋を使って、革の持ち手をつけて仕立てたミニ・トートバッグがよかったですねぇ。

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持ち手ばかりでなく、内側も革で裏打ちしてあり、思ったより丈夫そう。
数はもうわずかでしたが、まだ残ってましたよ(08.06.16現在)。

また、↓こちらのスピーカーも気になりました。

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メーカー「Taguchi」のアクティブ・ステレオ・スピーカー『Voice』。

フィンランド産バーチのプライウッドで構成されたキューブ(立方体)の6面それぞれにユニットが設けられているスピーカー。

「Taguchi」は、20年来コンサートや舞台での音響オペレーション、ホールや公共施設の設備音響設計等を手掛けてきたそうで、今回はじめて、コンシューマー用にこの『Voice』を開発したそう。

カッコいいですよねー♪
音もよさげでしたが、残念ながら、ちょっと気軽に手を出せる値段ではありません(ToT)

イデーショップ 自由が丘店【HP
東京都目黒区自由が丘2-16-29
TEL.1F〜3Fショップ/03-5701-7555、
   4Fカフェ/03-5701-0881
営業時間 11:00〜20:00(1F〜3Fショップ)
      11:00〜23:00(4Fカフェ)

西麻布のさかむら

西麻布の『antiques&cafe さかむら』。
西麻布からの方が近いそうですが、私は表参道駅からテクテクw
ちょっと距離があるんですよねー、15分強というところでしょうか。

以前、2回ほど行ったことがあるのですが、2回ともお休み(相性悪い?)で、今回やっと"3回目の正直"となりましたw

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住宅街の中に佇む、こじんまりとしたお店は、骨董屋とカフェスペースが共存したなごみの空間です♪

カフェの席数は約10と少なめですが、白をベースにしたお店の中で、アンティークな椅子とテーブルでいただくお茶は、ほっと一息つける時間を過ごせます。
ただし、私は今回満腹状態でしたので、お茶はせずに、骨董を眺めていましたw

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壷、花器、器などなど、センスのよい骨董たちがディスプレイされています。
現在は、中国の仕入れ直後だそうで、中国のものが中心だったようです。

値札がついていないので、「交渉しだいですか?」と尋ねると、「いえ、私の頭の中では決まってます」とオーナーさんw
オーナーさんがひとりでこのお店を切り盛りしているようです。

地図はこちら。

さかむら【HP:なし】
東京都港区西麻布2-16-5
営業時間 12:00〜22:00
定休日 日・月曜

中古家具オークション

先月、際コーポレーションが主催するアメリカ・デンマーク中古家具オークション『デコデモデ・ホールセールオークション Vol.18』に行ってきました。

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際コーポレーションといえば、家具屋的には、学芸大学の「OTU FURNITURE」や渋谷の「DEMODE9」、福生の「DEMODE福中」などを運営している会社さんです。(もっとも本職は「紅虎餃子房」「万豚記」などの飲食業)

場所は、JR八王子駅からバスで20分強のところにある倉庫の一角。
横浜からだとけっこう遠いなぁw

デンマーク、アメリカ(軍放出品含む)製の中古家具が約1,200点が所狭しと並び、なかなか壮観。これだけの数の中古家具をいっぺんに見れる機会はそうはないので、テンション上がりまくりです(笑)

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さて、オークションの手順は、ここで気になる家具をチェックした後、入札し最高値だったら落札という一発入札方式。入札最低価格はそこそこのお値段が設定されているので、「破格値でゲット!」という可能性は低めですw

まず椅子から物色。カイ・クリスチャンセン・デザインのダイニングチェア(↓左)やイームズのシェルチェア(右)などに心惹かれましたね。

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↓ボーエ・モーエンセンのソファは、知らなければ古びたソファそのものですけどね(笑)

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そのほか、チーク製のチェストなどが豊富で、目移りします。
また、小ぶりなサイドテーブルやネストテーブルになかなかいいものが揃ってたと思いますよぉ。

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個人的な感想としては、やはりアメリカンより北欧モノの方が好みだなぁと。
造りが細かいんですよね、北欧家具は。

ただ、なかなか目利きは難しいですよねぇ。
日頃いかに店側がつける値札情報に頼っているか、が再認識されますw

次回は7月19日(土)〜20日(日)開催だそうです。
今回入札までには至らなかったので、また次回足を運んでみたいなと思います。(ただ、遠いからなぁ。。。)

くわしくはこちら。

『かもめ食堂』のアアルト家具

遅ればせながら、映画『かもめ食堂』をDVDで観ました。

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北欧・ヘルシンキでカフェ(←正確には食堂w)をオープンするという、いかにもいまどきの女子うけしそうな設定に、片桐はいり→室井滋にすれば『やっぱり猫が好き』なキャスティングと、ちょっと狙いがバレバレな気がして食指が動かなかったのですが、評判はすこぶるよろしいようなので、観てみた次第ですw

で、観おわった感想は、評判どおりよかったですねぇ♪
なにか大きな出来事が起こるわけでもなく、淡々と、そしてまったりとストーリーが進んでいくのですが、そんなゆる〜い空気感を狙っていることを分かりながらも、はまってみるとけっこう心地いい(^ ^)

サチエ(小林聡美)がなぜヘルシンキで現地の人相手に日本の家庭料理の店を始めたのか? という背景を描かないことがこの物語のファンタジー性を増しているのでしょうねぇ。

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さて、このブログ的には、かもめ食堂の家具に触れないわけにはいきませんw
フィンランドと言うことで、予想をはずすことなく、食堂のテーブルと椅子はアルヴァ・アアルト・デザインのartekテーブル(左)とチェアNo.66(右)。

アルヴァ・アアルト(Alvar Aalto)とはフィンランドが世界に誇る建築家で、モダニズム建築の巨匠。また、"artek(アルテック)"社は、そのアアルトが自分の家具を販売するために起ち上げた会社です。

積層合板の成形技術と曲げ技法を駆使して作られた、このテーブル&チェアはアアルトの代表作で、人気のある逸品なんですよねぇ。
現地ではどのくらいのグレードかわからないですが、日本ではそこそこのお値段がしますので、弱小食堂には贅沢? という気もしないではないですが。。。(そこは映画ですからねw)
さらに「でもせっかく北欧なんだから、不揃いでいいから、一脚々々アンティークの椅子を使ってくれればいいのに(←もっと贅沢か!?)」と思う私。。。

店のファサード(正面)や店内の腰壁の水色遣いは北欧らしいイメージでグッド!
そうそう、女性に人気のフィネル社のコーヒーポット(designed byアンティ・ヌルメスニエミ)も飾られていて、押さえるところは押さえてますねぇ(笑)

そのほか、マーケット(市場)や路面電車など街の風景、港のかもめ、ムーミンの故郷たる森林など、まだ見ぬ街の風情を満喫できます♪

北欧好き、インテリア好きでまだ未見の方は、ぜひ観てみてください。

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Profile

市朗。
30代。O型。おとめ座。
横浜在住。一人暮し。
建築学科卒。木フェチ。
F.L.ライトやハンス・ウェグナーが好き。
TRUCKの家具にも憧れます。

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