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学芸大学のboiserie

青山のアンティークショップ『オルネ・ド・フォイユ』の新店舗として、今年7月にオープンした、アンティーク家具専門店『boiserie(ボワズリー)』。
今回、はじめて行ってきました。

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場所は東急東横線学芸大学駅から歩いて10分ほどでしょうか。
目黒通りから少し入ったところですが、家具屋が多いエリアからはちょっと外れています。

外観としてはなんてことないマンションの1Fという風情ですが、店内に入ると、予想以上に天井高が高く、ヨーロッパの"バレエ教室"をイメージしたという"ザ・フランス"的な空間が広がります。

印象としては、デコラティブ系×JUNKというかんじで、『オルネ・ド・フォイユ』と比べるとやはり大物家具も多いですね。

場所柄からしても、メインターゲットは個人客と言うよりは、法人客(アパレル系や飲食系の店舗など)や豪邸住まいの方々というかんじでしょうか?w

そんな中、変なメーター類などがけっこうあったりするのが、男性オーナーぽくはあります(笑)

ちなみに、営業は金土日&祝日だけだそうですので、行かれる方は要注意です。

boiserie【HP
東京都目黒区鷹番1-9-9 MGハイツ1F
TEL.03-3716-1126
営業時間 金土日および祝日の12:00〜19:00
お電話でのお問合わせ 水曜を除く12:00〜19:00

ちはるカフェ"CHUM APARTMENT"

目黒の、タレントのちはるさんのカフェ"CHUM APARTMENT(チャムアパートメント)"へ行ってきました。
青山時代には行ったことあるのですが、目黒に移転してからは初めてです。

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場所はJR目黒駅から歩いて10分ほど、目黒川と山手通りの間にあります。
まわりにコインパーキングがいくつもあり、車が止めやすいのがまず高評価w

外観は、思ったよりも"元倉庫"ってかんじがありありです。
中に入っても、"元倉庫"らしく天井が高く開放的なスペースに、アンティークなインテリア空間広がります♪

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で、カフェに寿司バーが併設されているのがユニークなところ。
ほかに、雑貨&グリーンのshop、2Fはレンタルスタジオ、と多彩なお店です。
また、そのスタジオではフラワーアレンジや英会話などいろんなスクールも行われているそう。
スペース的に青山の時よりも広くなり、ちはるさんのやりたいことをここぞとばかりに詰め込んだかんじですかね!?(笑)

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↑寿司バーのカウンター

ただ、私個人としては、"TRUCK FURNITURE"の家具に触れられるのが最大の魅力かなw
TRUCKの家具、好きなんですよねー♪

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↑こちらは、柔らかな馬革を使ったという"UUMA SOFA"。
使い込んだ革のアジがいいんですよねー♪
脚の細いテーブルもグッときます。

そのほかのアンティーク(ジャンク系)の家具もよいかんじですし、ガス管を使った柵(手すり?)に、

「むむむ、真似してぇ」

また、先日紹介した自由が丘の>アンティークショップ『ラスブー』のビーズランプも、オーダーできるようですね。
もちろん、受注生産なのでオーダーしてから約2ヶ月かかるのは一緒です。

とりあえず、今回はケーキセットを所望w

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目黒通りの家具屋巡りの際には、使えるなぁーと実感w

CHUM APARTMENT【HP
東京都目黒区下目黒2-23-3
TEL.03-5856-7066
営業時間 11:00〜19:00
Cafe&BAR 12:00〜24:00
Shop&GARDEN 12:00〜20:00

「北欧モダン・デザイン&クラフト展」に行ってきた

現在(1月14日まで)東京オペラシティ・アートギャラリーにて開催されている「北欧モダン・デザイン&クラフト展」に行ってきました。

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1940年代以降のデンマーク・ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの北欧4カ国の、照明・椅子・陶磁器・ガラス器などのデザイン&クラフトを、"伝統""機能""表現"の3つのアプローチで紹介しています。

楽しかったですよー♪
私としては、ヴィンテージものの貴重な椅子がいくつも見れて、テンション上がりまくりw

ハンス・ウェグナーの"ザ・チェア""チャイニーズチェア"は超レアな初期バージョン。
"ザ・チェア"の初期バージョンは中古家具屋で一度見たことがあったのですが、"チャイニーズチェア"の初期バージョンは初めて!

最大の違いは、笠木が曲木(現行)か、削り出し(初期)か、なんですが、写真やパッと見では大して差はかんじないんです。
しかし、近くで見るとディテールがすごく違うんで、ビックリ。
やっぱ、削り出しは職人技ですねー♪

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また、フィンユールの椅子も貴重です。
中古家具屋でもめったに見かけませんからねー。
"世界で一番美しい肘掛を持つ椅子"と言われる「イージーチェア No.45」や、雑誌"北欧スタイルNo.9"の表紙に使われた「エジプシャンチェア」は必見。

ポール・ケアホルムの名作"PK22"のプロトタイプもグッときましたーw

そのほか、ヤコブセンやアアルト、モーエンセン、パントン、カイ・フランク、タピオ・ウィルッカラなど有名デザイナーが目白押しです。
北欧好きの方には、ぜひ見に行ってもらいたいですねー。
あと数日で終わりですがw

展覧会のくわしくはこちら。

麻布十番の古道具店さる山

よく雑誌などにも取り上げられている超有名な、麻布十番の古道具店『さる山』。

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普通の古道具屋の雑多な空間とは対極にある、モノのないお店。
引き算の美学。余白の美学。

こんな空間、自分でも作ってみたいなー、と思いつつ、いざとなると手放せませんよね、文明の利器を。

美はストイックさを要求するのでしょう。

そして、モノが少なければ、それを手に入れるための代償も高くつくのが、ビジネスの掟。
ほしくてもなかなか手が届くものがありません(T_T)

モノの選択でなく、心の洗濯によいお店です(笑)

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さる山【HP
東京都港区元麻布3-12-46
TEL.03-3401-5935
営業 水木土日 13:00〜18:00

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Profile

市朗。
30代。O型。おとめ座。
横浜在住。一人暮し。
建築学科卒。木フェチ。
F.L.ライトやハンス・ウェグナーが好き。
TRUCKの家具にも憧れます。

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