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函館 元町の教会群

(前回の)ベイエリアから元町エリアに移動。
函館の元町は、教会や各国の旧領事館など歴史的建造物が多く残るエリア。
函館山ロープウェイの駐車場に車を駐め、このエリアを巡ってみます♪

まずやってきたのは、聖ヨハネ教会。

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とにかく目立つ、独特な外観が特徴的です。
屋根を支える柱部分にも十字架が見えますねw
建築デザインに十字架を仕込むのは、教会建築ではよくあるパターンです。

と、ここで勘のよい人なら気付くことでしょう。一応私も気付きました(^^
そう、この建物、真上から見たら十字(クロス)になってます。

Johannes_stl.jpg

↑実際には観れない(函館山頂からなら観えるのかな?)ので、文明の利器(Google Earth)を使ってみました。
便利な世の中になりましたねぇw

こうなるとインテリアの方も凝ってるだろう、と期待が増しますが、残念ながら中の見学はできません。

函館聖ヨハネ教会【HP
北海道函館市元町3-23

つづいて、はす向かいの「カトリック元町教会」と、お隣りの「函館ハリストス正教会」へ。

↓こちらは、カトリック元町教会です。

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江戸時代のキリシタン禁教からキリスト教宣教再開の象徴として、横浜と長崎に建立するカトリック教会と並び、国内では最も古い歴史を持つそうです。
大聖堂内の祭壇は、日本で唯一ローマ法王から贈られたものだそう。

↓一方、こちらは函館ハリストス正教会。

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ロシア系正教の教会で、大小6個の鐘を鳴らす“ガンガン寺”として市民に親しまれています。

どちらも六角尖塔(鐘楼)と聖堂を構え、パッと見、似たような雰囲気ですよね。
しかし、デザイン様式的には、カトリック元町教会は"尖頭アーチ"を使ったゴシック様式、ハリストス正教会は"アーチ"を中心とし、ロシア建築の影響も受けたロシア風ビザンチン様式です。

石造建築の歴史において、(建物の)開口部上部や天井は、石自重を逃がすためアーチ形(とアーチを360度回転させたドーム形)をベースにしてましたが、時代とともに高さを求めるようになり、アーチを尖らせた"尖頭アーチ"を使ったゴシック様式があらわれました。

なので(2つを見比べた時に)ゴシック様式である元町教会の方が、縦長でスマートな印象ですね(^^

カトリック元町教会【HP
北海道函館市元町15-30

函館ハリストス正教会【HP
北海道函館市元町3-13

旧ホテルニューハコダテ&明治館

(前回の)「和雑貨いろは」から末広町駅方面へ3,4分歩きで移動、やってきたのはかつての「ホテル ニューハコダテ」。

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こちらは、昭和7年旧安田銀行函館支店として建てられ、その後ホテル・ニューハコダテとして利用されたものの、現在は閉館されてしまった歴史的建造物です。

閉鎖中なので外観の見学しかできませんが、金森赤レンガ倉庫からも歩いて数分のところにあるので、建築好きにはぜひ行ってもらいたいですね(^^

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デザインは、ちょっとギリシャの列柱建築を彷彿とさせる、大きな柱が印象的♪
柱の間の、1Fから2F(3F?)まで通した窓も、カーテンウォールぽくて(←現代のビル建築では当たり前の工法ですが)当時としては斬新だったのではないでしょうか?

う~ん、中も見学したいなぁ~、まだホテルだったら泊まったのに(><)

今後この建物がどうなるのか、まだ決まってないそうですが、どんな形にせよ、ぜひとも存続させてほしいですね。

旧ホテルニューハコダテ【HP
北海道函館市末広町23-9

再び、金森レンガ倉庫方面に戻り、やってきたのは「はこだて明治館」。

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こちらは、旧函館郵便局舎だった建物を利用したショッピングモールです。
赤レンガの建物に、トップライト(天窓)の天井となかなかおしゃれです。

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もっとも、地元の人曰く『昔はもっと人気でいつもすごい人だったけど、最近は。。。』とのこと。
たしかに、ガラス工芸品を中心としたお土産や、テディベアミュージアムなんかが入っていて、好きな人は好きだけどってかんじですかね(^^

夏場は、壁に絡まった蔦の緑が赤レンガに映えて、より美しいみたいです。

はこだて明治館【HP
北海道函館市豊川町11-17
TEL. 0138-27-7070
営業 10:00~18:00

函館 赤レンガ倉庫&和雑貨いろは

朝食(ブランチ?)を済ませたあとは、いわゆるベイエリアに移動(^^

やってきました、金森赤レンガ倉庫。
函館と言えば必ず、こちらの「森」の字の入った赤レンガ倉庫群が出てきますよね。
市電(こちらも函館名物の路面電車)だと、十字街駅が最寄りになります。

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とても絵になりますが、中はお土産やグルメを扱うショップが沢山入っているショッピングモールで、雰囲気は見事に横浜の赤レンガ倉庫と被りますw
ただ、天井の小屋組を露出しているなど、古い部分を多く残してるので、赤レンガ倉庫自体は函館の方が見応えがあるかもしれません。

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また、倉庫群の間に、ヨットハーバーなどもあり、見映えも函館の方が上か!?(笑)

金森赤レンガ倉庫【HP
北海道函館市末広町14-12
TEL. 0138-27-5530
営業 9:30~19:00 ※無休

つづいて、赤レンガ倉庫の裏、歩いて数分のところにある「和雑貨いろは」へ。

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和洋折衷の古民家を改装した雑貨屋です。
赤レンガとはまた違った趣きがあってよいですね~(^^

店内には、茶碗などの食器類やキッチングッズ、手ぬぐいや籠などなど、バラエティに富んだ和雑貨が揃っています。
ただし、商品は和アンティークではなく、和アンティーク風の新品です。
個人的には、(和風雑貨屋よりも)古道具屋さんの方がいいと思うんですけどねw

そうそう、そんな中でも私が気になった商品は"そば猪口"。
和風文様がおしゃれでよかったです。

和雑貨いろは【HP
北海道函館市末広町14-2
TEL. 0138-27-7600
営業 10:00~19:00
定休 なし(1~3月は月曜日)

函館朝市&どんぶり屋

北海道旅行に1週間ほど行ってきましたので、しばらく北海道旅行編をお送りします(^^

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羽田から朝8時のフライトで到着したのは函館♪

今回の旅の基点は函館です。
私自身、函館は20数年ぶり2回目ですが、前回はすぐに通り過ぎたので、ちゃんと観光するのは初めてになります。

で、さっそくやってきたのは函館朝市。函館駅のすぐそばにあるんですね~。

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外国人観光客が多い。そして、完全に観光客向けの"市"なんですね、海鮮魚店や食事処がメインですが、お値段にあまりお得感はありません(><)

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名物の活イカ釣り掘w、なんかもあります。

で、私が寄ったのは、こちらの「どんぶり屋」。
函館駅西駐車場の通りを挟んで真向いにあります。

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地元の人情報では、美味しさとコストパフォーマンスのバランスが良くおススメ、とのことです。

注文したのは、海鮮具10種類ほどの中から、お好みの3種を選ぶ"三色丼"1,500円。
私が選んだのは、イカ・いくら・海老の3つ。

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もっとも(後で知ったのですが)場所柄としてはイカ・ホッキ貝・アワビあたりが新鮮らしい。
先に知ってたらそうしたのに~(><)

でも、普通においしかったですよ、量的にも満足できましたし(^^
コーヒーの無料サービスなんかもありました♪

どんぶり屋【HP
北海道函館市若松町11-9
TEL. 0138-26-2800
営業 6:00~15:00
※年中無休

三軒茶屋のプエブコ

(前回紹介の)「W%(ホワイトパーセント) 」から三宿交差点まで戻り、国道246号を三軒茶屋駅方向へ数分歩くと、

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佐川急便の営業所があります。
そこの2Fにある、オリジナル雑貨店「PUEBCO(プエブコ)」。

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東急線の三軒茶屋駅からだと、歩いて5,6分ほどでしょうか。

店内には先ほどの「W%(ホワイトパーセント) 」で見たトイレブラシ(左)やテントマット(右)のほか、

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ステーショナリー、ストレージ、キッチンツール、掃除道具など多種多様なオリジナル雑貨が揃っています。
色々面白そうなのがあったのですが、とくに気になったのが、

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古本風のiPad miniケース。
なかなか見かけないタイプなので、グッときました。ちょうど私、iPad mini持ちですしね(^^

ちなみに、4/3~13までリニューアル(?)のための臨時休業するらしいので、大きくリニューアルするなら、また近いうちに訪問したいですね。

PUEBCO【HP
東京都世田谷区太子堂1-4-26 K-1ビル2F
TEL. 03-6805-3960
営業 11:00~19:00
定休 土・日・祝

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Profile

市朗。
30代。O型。おとめ座。
横浜在住。一人暮し。
建築学科卒。木フェチ。
F.L.ライトやハンス・ウェグナーが好き。
TRUCKの家具にも憧れます。

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